はじめての育児では、哺乳びんの除菌ひとつとっても迷うものですよね。
私自身、赤ちゃんが生まれてから1年以上にわたって「ミルクポンS」と「ミルクポンW」の両方を使ってきました。この記事では、それぞれの特徴や実際の使い分け、選び方のポイントを詳しくまとめています。
どちらがいいか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
ミルクポンSとは?
ミルクポンSは赤ちゃん用品の除菌に特化した、粉末タイプの除菌料です。
- 粉末を水に溶かし、哺乳びんや乳首をつけ置き
- 溶液は24時間使えて経済的
- 1包で2〜4L作れるので用途に合わせて調整可能
- すすがずにそのまま使える安心感
我が家ではパッケージの開けやすさもポイントで、手でパキッと開けられるのが便利でした。
他の除菌剤はハサミが必要なものも多く、ちょっとした違いが大きな手間になるんですよね。
感染症が流行していた時期には、哺乳びんだけでなく、赤ちゃんのおもちゃや食器の除菌にも活躍。
しっかり除菌したいときに重宝するアイテムです。
ミルクポンWとは?
ミルクポンWは、洗浄と除菌を一度に済ませられるタイプ。とにかく時短したい育児期にぴったりです。
- こすり洗い不要でそのまま浸けるだけ
- 1包で1.8〜2.5Lの溶液を作成
- こちらも24時間使える
- 洗剤が不要なのでシンクまわりがすっきり
私は産後2か月ごろから使い始めましたが、「洗わなくていい」だけで本当にラク。
毎日何本も哺乳びんを洗っていた時期の救世主でした。
特に夜間授乳の時には少しでも寝たかったのでミルクポンWの存在が非常に頼もしかったです。
ただ、塩素系のにおいが強めで、溶液を作るときに少しむせることもあります。
また、ミルク汚れには強いのですが、離乳食の食器やおもちゃなどのミルク関連以外の除菌には、ミルクポンSの方が使いやすかったです。
ミルクポンSとWの違いを比較
ミルクポンS | ミルクポンW | |
---|---|---|
用途 | 除菌 | 洗浄+除菌 |
使用前の洗浄 | 必要(こすり洗い) | 不要 |
使用後のすすぎ | 不要 | 必要 |
成分の安心感 | 界面活性剤なし | 界面活性剤あり(塩素臭あり) |
おすすめ用途 | 哺乳びん・おもちゃ・食器 | 哺乳びん・乳首(ミルク汚れ中心) |
どちらを選ぶ?おすすめの使い分け
「安心感重視」で選びたい方は、ミルクポンS。
赤ちゃんがよく口に入れるおもちゃや、食器類の除菌にも使いたい方には、成分がシンプルなSがぴったりです。
「とにかく時短」「洗う手間を減らしたい」方には、ミルクポンW。
特に新生児期など、授乳回数が多くてこまめに洗うのが大変な時期にはWが便利です。

ちなみに我が家では、普段はWを使って手間を省き、1日1回ほどはSでおもちゃや食器をしっかり除菌するスタイルに落ち着きました。
まとめ
どちらもとても優秀な除菌料ですが、選ぶポイントは「重視したいこと」が何かによります。
- ミルクポンS:除菌に特化。おもちゃ・食器にも使えて成分がシンプル。
- ミルクポンW:洗浄と除菌が一度に。家事負担を減らしたい人向け。
赤ちゃんとの生活は忙しくて大変だからこそ、こうした便利グッズに頼るのは大正解!
この記事が哺乳びんの除菌に迷っている方の参考になれば嬉しいです。