「せっかく作ったのに、ひと口も食べてくれない…」
2歳ごろの子どもって、まさに“ごはんイヤイヤ期”の真っ只中。
好きだったメニューにもそっぽを向いたり、お皿を投げたり…。頑張って用意した分だけ落ち込みも大きくなりますよね。
わが家でも、そんな日々に悩まされました。けれど、ちょっとした工夫やアイテムの力で、少しずつ“楽しい食卓”に近づいてきました。
今回は、2歳イヤイヤ期のごはん拒否に悩むママ・パパに向けて
「我が家で効果があった8つの工夫」や「食いつきが変わった神アイテム」をたっぷりご紹介します。
ごはんを食べない!2歳イヤイヤ期にありがちな悩み
2歳ごろは、自己主張が強くなる反面、言葉や気持ちの整理がまだ難しい時期。
そのため「食べたくない」「気分じゃない」と感じると、泣いたり拒否したりが全開になります。
よくある悩みには…
- 椅子にすら座ってくれない
- 1口食べたら「もういらない」
- 好き嫌いが激しすぎる
- 食べムラが激しくて毎食バトル
こうした状況に毎日向き合うのは、本当に消耗しますよね。
ただ、「食べない=悪いこと」とは限りません。成長に必要な“自立心”の表れでもあるんです。

成長は嬉しいけれど
パパママの忍耐力試されるよね~
我が家で効果があった8つの工夫
2歳のイヤイヤ期ど真ん中でも、ちょっとした工夫でごはんへの興味がグッと高まった体験をご紹介します。
一緒に「あーん」で楽しく食べる
ママやパパも一緒に「あーん」して食べることで、
「同じものを食べてる」「楽しそう」という安心感が生まれます。
子どもはまねっこが大好き。美味しそうに食べる姿は最高のお手本です。



一緒に美味しいね~といいたくて
食べてくれます(キュン)
わんこそば風にちょっとずつ渡す
最初から全部並べず、「一口サイズ」でこまめに出すと、なぜかテンションUP!
「次は何かな?」とゲーム感覚で食べ進めてくれることもあります。



準備が面倒なときに一気に出しちゃうと
びっくりするほど食べなかった…
主食は選べるようにしてみる
「ごはん・パン・麺」など主食を選べるようにすると、自分で決めたことで納得感が生まれやすくなります。
「今日はどれがいい?」と聞くだけで、食べる意欲が少しずつ出てきます。



選んでもらって出したのに
気分じゃないって言われる日もあるけどね!
食事中におもちゃは見えない場所へ
おもちゃが視界に入っているだけで、気が散ってしまうことも。
“食べる空間”を意識して作るのがコツです。



子供部屋兼リビングなので
布かけて隠してみたり椅子の並びを変えてみたり…
食事中に遊びだしちゃう子には効果抜群かも!
大人はスマホやテレビをOFFにして注目する
子どもが「見てほしい」と思う気持ちはとても強いもの。
リアクションを見ながら食べていることも多いので、
スマホやテレビをOFFにして“注目タイム”を意識すると、自然と食べる姿勢になります。



大人もやっと座れた…と、休んでしまうけど
しっかり見てあげるとすごく嬉しそうなんです♪
興味を引きたくてあそび食べしちゃってたのかも…
おやつ感覚で“小さいおにぎり”にする
ラップでくるんだ小さな一口サイズの“ころころおにぎり”は、食べムラ対策に効果的。
ふりかけやチーズ入りなど、中身にちょっとしたサプライズを加えると反応も◎。



ひとくちで食べれるのがポイント!!
大きいと崩れて落としやすいので
とにかく小さめから始めるといいかも
「食べたら○○しようね!」で気持ちを切り替える
「ごはん食べたらお散歩しようね」など、次の楽しみを先に伝えるのも有効です。
先の予定が明確になると、“今”に区切りをつけやすくなります。



朝は保育園が楽しみで夜はお風呂が楽しみです。
お風呂で何する?って話しながら食べると
ワクワク効果で食べる速度もUP
おままごと感覚で“お手伝い”してもらう
エプロンをつけて食器を並べたり、おかずを小皿に分けたりと、
ちょっとした準備をお願いするだけで“自分の食事”としての興味がUP。
食卓を一緒に作ることが、食べるきっかけになります。



ゆで卵の殻を割ったりお茶を注いだり
はじめは失敗が多くて面倒だけど
上手にできるようになると頼もしくなるよ
我が家の“神アイテム”はこれ!
食卓がちょっと楽しくなるアイテムも、イヤイヤ期には大きな助けになります。
・可愛いピック(果物やおかずに刺すだけ)
子どものテンションがぐっと上がる魔法アイテム。
「ピックの数だけ食べようね!」など声かけにも活用できます。
・小皿(仕切りがあるとさらに◎)
1品ずつ別の小皿に入れることで、「これは自分で食べられる!」という気持ちが湧きやすくなります。
「食べる順番を決めて楽しむ」「お気に入りだけ先に食べる」などもOK。
・推しキャラの食器(100均で十分!)
好きなキャラの食器にするだけで、「ごはんタイム」がイベントに早変わり。
わが家では、アンパンマンのお茶碗が大活躍中です。
まとめ|焦らず“楽しい食卓”を目指そう
2歳児のイヤイヤ期は、ごはんタイムもバトルになりがち。
でも「食べるって楽しい」「自分で選べる」「ママと一緒がうれしい」と思えたら、少しずつ前向きになっていきます。
ママやパパが「楽しもう」と思える余裕が、何よりのスパイス。
完食できなくてもOK。まずは一口、それが毎日の積み重ねです。
わが家の体験が、同じように悩むママやパパのヒントになればうれしいです。