こんにちは、最近地震が多くて不安なもるねぇです。
東日本大震災では家族が被災し、北海道胆振東部地震では家族も私自身も被災したことがあるので防災にはひとより関心があります。
たくさん調べて防災グッズをそろえたりする中で「7つの備え」という言葉に出会いました。
独身の頃にその意味を知ったのですが、地震やブラックアウトを経験し、娘が生まれてから改めて見直すと「本当にその通りだな」ととても納得しました。
この記事では、私と同じく子供が生まれて防災意識が強まった方へ「7つの備え」をわかりやすく説明したいと思います。
目次
- 7つの備えとは
- 自助、共助
- 地域の危険を知る
- 地震に強い家
- 家具の固定
- 日ごろからの備え
- 家族で防災会議
- 地域とのつながり
- まとめ
7つの備えとは
「7つの備え」とは、災害に備えるための基本的な行動を指します。内閣府が提言しています。
参考:減災のてびき(減災啓発ツール) : 防災情報のページ – 内閣府 (bousai.go.jp)
災害は予測不可能ですが、そのリスクを軽減するために、日常生活に「7つの備え」を取り入れることを推進しています。
特に、赤ちゃんのいる家庭では、大人だけでなく、赤ちゃんの安全も考慮に入れた備えが必要になってきます。
自助、共助
自分の身は自分で守る「自助」、地域や身近にいる人どうしが助け合う「共助」を大事にしましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんの避難方法や、近隣の人々との連携を考えておくことが重要です。
防災グッズをそろえたり、赤ちゃんがいることを周りの人に知ってもらい手伝ってもらう、または手伝うこと等を指しています。
我が家では娘が0歳のうちは2~3か月に1回、防災グッズの見直しをしていました。
おむつのサイズUP、液体ミルクのローリングストック、離乳食のレトルトの追加など
子供の成長に合わせて内容を更新することをおすすめします。
被災すると子供のストレスが心配なので、今お気に入りのお菓子に入れ替えたり、
大好きなぬいぐるみをすぐに持ち出せるようにするのも大切です。
地域の危険を知る
地震、津波、台風、洪水などの自然災害が発生した場合の被害のようすや、避難・救援活動に必要な情報が掲載されている地図(防災マップ)を確認しましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、避難経路を確認しベビーカーが通れるか、避難所にベビーベッドや赤ちゃん用のミルクがあるかなど、周囲の赤ちゃんに関する情報も確認しておくことが大切です。
避難所の防災用品は盲点ですよね。
自宅近くの避難所を確認して可能であれば、問い合わせてみましょう。
ただし、仮に備蓄されていても量は限られていると思いますので、
あくまでも自宅や普段使いのマザーズバッグでの備蓄を忘れずに!
ちなみに我が家は車移動がおおいので、車内にも防災グッズを一部おいてあります。
地震に強い家
自分の家が地震に耐えられるかどうかを確認し、必要ならば補強を行いましょう。
特に築年数がたっている実家で同居している場合には注意が必要です。
補強っていくらくらいするんでしょう?
でも自分や子供の命には代えられないですよね。
孫のためならご両親も援助してくれる、かも?
家具の固定
大地震では、テレビや家具が倒れてきて危険です。家具の固定を行いましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんが触れる可能性のある家具や小物についても、固定や安全対策を行うことが重要です。
我が家では低めの棚は耐震ジェルマットを使い、
高さのある棚はそもそも天井に突っ張るタイプを使用しています。
地震も怖いですが子供が棚を引っ張るのも怖い!
ニトリのNポルダ、高さ変更が容易なのでおもちゃ棚におすすめです。
倒れる可能性がある棚は置く位置と向きを見直してください。
赤ちゃん抱きながら倒れた棚を超えてドアを開けられますか?
私は絶対無理です!旦那さんにお願いして模様替えしましょう。
日ごろからの備え
日常生活においても災害に備える行動を取り入れましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんの食品やオムツ、哺乳瓶などの備蓄も忘れずに行いましょう。
出先で被災するとなかなか家に帰れないこともあります。
オムツやミルク、離乳食や水分が買えない可能性もあるので多めに用意しましょう。
マザーズバッグはいつもプラス6時間出かけてもいい量にしてます。
車にもおむつ、おしりふきを常備していますが、
離乳食やミルクは車内の温度変化が心配なのでバッグに多めに入れるか、
サブバックとしていつも車に持ち込んでいます。
普段のお出かけでも帰りが遅くなっちゃうときなどに活用してます!
家族で防災会議
家族全員で災害時の対策を話し合いましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんの避難方法や、赤ちゃんの必需品についても話し合っておくことが重要です。
いざというときはいつ来るかわかりません。パパに赤ちゃんを預けているかもしれません。
連絡が取りあえなくても合流できるように防災会議は数カ月に一回、忘れないようにしましょう。
我が家では私のほうが避難所を知っていたり、
普段から防災の情報を調べているので
たまにクイズをだして覚えているか確認しています。
災害は「忘れたころにやってくる」ので
忘れないように定期的に家族で防災会議をしましょう。
家族全員いる場合、パパママどちらかしかいない場合、
保育園などに預けている場合など
いろんなシチュエーションで話し合ってみてくださいね。
地域とのつながり
地域の人々とのつながりを深め、災害時に助け合える関係を築きましょう。
赤ちゃんのいる家庭では、近隣の人々に赤ちゃんの存在を知ってもらうことも大切です。
最初の共助に重なる部分もありますが、赤ちゃんのいる家庭だと認識してもらうだけでも災害対策になります。
赤ちゃんいたけど逃げ遅れていないだろうか?
赤ちゃんの防災グッズもあって移動が大変そうだから逃げるのを手伝いに行こう、など周りの方が助けてくれるかもしれません。
ご近所づきあいって最近どこも薄くなってきてますよね。
我が家も実はそうなんですが…。
散歩のときは近所をぐるぐるして会釈程度の挨拶をしたり、
子供が泣き止まないときは玄関前に出てあやします。
外出ると大体泣き止みますし、
たまに近所の方がいたら挨拶するきっかけになります。
赤ちゃんの存在を知ってもらうだけなら案外簡単ですよ♪
まとめ
これらの「7つの備え」を日常生活に取り入れることで、赤ちゃんのいる家庭でも、災害時のリスクを軽減することができます。
独身の時は自分のことを考えればよかったものの、家族が増えればそれだけの備えが必要になります。
ましてや赤ちゃんはただでさえ普段のお世話が大変なのに、被災した不便な状況下では守らなくてはいけません。
出来るだけ最悪な事態を想定し、具体的な行動を確認し、自分たちに合った備えを考えてみましょう。
災害はもう他人事じゃありません。安全な生活のために、今日から防災対策を始めてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。