【2歳〜にぴったり】クローズエンドトイの特徴と選び方|メリット・デメリット徹底解説
こんにちは、モルママです。
おもちゃ選びって本当に悩みますよね。知育のことも考えたいし、子どもの興味にも合わせたいし、でも全部買うわけにもいかない…。そんなふうに思ったこと、ありませんか?
今回は、そんなママ・パパに向けて「クローズエンドトイ」というおもちゃのカテゴリーをご紹介します。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、「完成があるおもちゃ」「正解がある遊び」といえばイメージしやすいかもしれません。
この記事では、クローズエンドトイとはどんなものか、そのメリット・デメリットをリアルに深掘りしつつ、おすすめのおもちゃ10選もご紹介します。
特に2歳~使えそうなものをピックアップしたので、おもちゃ選びのヒントになればうれしいです。
クローズエンドトイとは?
クローズエンドトイとは、あらかじめゴール(完成や目的)が設定されているおもちゃのことです。
具体的には:
- ジグソーパズル(完成させる絵が決まっている)
- けん玉・コマ(技や動きを成功させることが目的)
- 紐通しや形合わせ(特定の場所に正しくはめる)
- ボードゲーム(勝ち負けやルールが明確)
このように「どうなれば完成なのか」が明確に存在するおもちゃです。反対に、積み木やレゴのように自由に遊び方を決められるおもちゃはオープンエンドトイと呼ばれます。
オープンエンドトイについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
クローズエンドトイのメリット
1. 遊びのルールが明確で子どもにも分かりやすい
クローズエンドトイは「何をすればいいか」が明確なため、幼い子でも取り組みやすいという特徴があります。
例えばジグソーパズルであれば「ピースを全部はめる」という目標があり、子どもはそこに向かって試行錯誤します。自分で考えて動く=主体的な遊びになりやすいのもポイントです。
2. 達成感が得られやすい
目に見える「ゴール」があるおもちゃなので、遊びのなかで達成感を味わいやすいのも魅力です。
「できた!」「成功した!」という体験は、自己肯定感を育む重要なステップ。小さな成功体験を積み重ねることが、やる気や挑戦心にもつながっていきます。
3. 問題解決力や論理的思考が育つ
ゴールに向かう過程で、子どもは何度も「どうやったらできる?」と考えます。
・ピースが合わなかったら別の形を探す
・けん玉がうまくいかなかったら手の角度を変える
・順番や手順を考える必要がある
こうした繰り返しが、問題解決能力や論理的思考を自然に育ててくれます。
4. 集中力がつく
黙々と一人で取り組むことができるのも、クローズエンドトイの特徴です。
子どもが集中して遊ぶ時間は、脳の発達にとってとても大切。パズルや形合わせに集中しているときは、静かに「学びモード」になっている時間です。
5. 能力別に選びやすい
例えば「指先をもっと使わせたい」なら紐通し、「図形感覚を伸ばしたい」ならパズル、「空間認識力を育てたい」なら形合わせ…というように、目的に応じて選びやすいのも魅力。
知育の「伸ばしたいスキル」にピンポイントで働きかけることができます。
クローズエンドトイのデメリット
1. 単調になりやすく飽きることも
完成形や目的が決まっている分、慣れてしまうと新鮮さがなくなりやすいです。
特に一度完成させたジグソーパズルや、簡単にできるようになった形合わせは、子どもにとって「もうやる意味がない」と感じられてしまうことも。
難易度やバリエーションの調整が必要になります。
2. 子ども同士で遊びにくい
基本的に一人で完結する遊びが多いため、兄弟・友達と一緒に遊びにくい面があります。
例えば、兄や姉が先に答えを教えてしまったり、年齢差で難易度が合わずに喧嘩になることも。
もちろん、「教えてあげる・見て学ぶ」といった関わりが生まれることもありますが、コミュニケーションを目的とした遊びには不向きなことが多いです。
3. 使用期間が短くなりがち
1~2歳の時に遊んでいた紐通しが、3歳頃には物足りなくなってしまったり、年齢が上がると簡単すぎて飽きてしまうおもちゃもあります。
難易度や対象年齢が限られる=長く使いにくいという点は、収納やコスト面でも悩みの種になります。
「年齢に合ったものを次々に買い足すのはちょっと…」という方には、知育玩具のサブスクを活用するのもおすすめです。
おすすめのクローズエンドトイ5選
最後に、2歳のお子さんが夢中になれるクローズエンドトイを5つ厳選してご紹介します。
遊びながら「できた!」が感じられるおもちゃばかりです。
くもんのジグソーパズル(ステップアップ式)
ピースの数や形が段階的に難しくなる構成で、無理なくステップアップ。 集中力や形の認識力を育てたい時期にぴったりです。
型はめパズル(Ed.Inter どうぶつパズルなど)
動物の形を正しい位置にはめ込むだけのシンプルなパズル。 「ぴったりはまる」達成感が、遊びながら自然に学びにつながります。
3ひも通し玩具
ビーズやパーツをひもに通していく作業で、手指の巧緻性をぐんと伸ばせます。 繰り返し遊びやすく、集中して取り組める点も魅力。
ジョージのスリーヒントカード(くもん出版)
イラストと言葉のヒントから、正解のカードを見つけるゲーム。 語彙力や推理力がぐんぐん伸び、親子での会話も盛り上がります!
くもんの「くるくるチャイム」
ボールを入れるとチャイムと一緒に下に落ちる、シンプルながら夢中になるおもちゃ。 「入れる→音が鳴る→出てくる」という因果関係が理解しやすく、飽きずに遊べます。
まとめ
クローズエンドトイは「遊びのゴールが明確」「達成感がある」「思考力や集中力が育つ」といった知育にぴったりなポイントがたくさんある反面、「飽きやすい」「使える時期が限られる」などの注意点もあります。
大切なのは、子どもの興味・発達・遊び方の好みに合わせて、オープンエンドトイとバランスよく取り入れること。
「今この子に必要な力ってなんだろう?」と考えながら、おもちゃ選びができるといいですね。
そして、たくさん買わなくても、今は定期的に交換できるサブスクという選択肢もある時代。
子どもに合ったおもちゃを見つけるヒントになれば嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
