赤ちゃんの目線が「なんだかちょっと気になる…?」そう思ったことはありませんか?
私は、生後1か月の頃から娘の視線に違和感を感じていました。でも健診では「様子を見ましょう」の一言。
初めての育児で、自分の直感を信じていいのかずっと迷っていました。
この記事では、娘の斜視に気づいてから、実際に小児眼科を受診するまでのリアルな道のりをお話しします。
きっかけになったのは保育園でのスクリーニング検査。そして、なかなか進まない受診の壁…。
「いつ受診すればいいの?」「誰に相談したらいい?」と不安を抱えているママ・パパの参考になればうれしいです。
もくじ
一番最初に斜視に気付いたのは…
娘の斜視に気づいたのは、生後1か月頃のことでした。
当時はまだ「気のせいかな?」と思う程度で、授乳中や寝ているときに視線が少しずれて見える瞬間があった程度。でも、どこか胸に引っかかる違和感がありました。
4か月健診では「様子見で大丈夫」と言われた
その後、4か月健診で相談してみたのですが、医師からは「視線はまだ安定していない時期なので、様子を見ましょう」との回答。
特に異常とも書かれず、母子手帳にも記録は残りませんでした。
初めての育児だった私は「そういうものか」と納得しつつも、どこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。
保育園でのスクリーニング検査が転機に
1歳を迎える直前、娘は保育園に入園しました。
そこで受けた視力スクリーニング検査で、「右目だけずれているようだ」と指摘されました。
このときは「1歳半健診で相談しましょう」と言われ、明確な診断には至らなかったものの、「やっぱり…」という思いが強くなりました。
1歳半健診でも「たまにずれるなら大丈夫」
そして迎えた1歳半健診。今度こそ相談しようと意気込んで臨みましたが、健診の医師は「そんなにずれているようには見えないですね」と一言。
こちらが「たまにずれます」と伝えても、「今ずれてないから大丈夫」とのこと。
またしても「様子見」になり、不安だけが残りました。
再検査のおかげで確信に変わった
1歳半を過ぎると、たまに遊びに来る祖父母も「なんだか目がずれてない?」と話題に出すように。
保育園でも、前年に異常があった子は2年目もスクリーニングを受ける制度があり、再度検査へ。
結果はやはり「右目のずれあり」。ここでようやく「医療機関の受診を」と勧められました。
受診先が見つからない!小児眼科探しの壁
さて、いざ病院へ…と思ったのですが、ここで大きな壁にぶつかります。
普通の眼科では「3歳以上からの診察」と言われ、小児眼科は「完全紹介制」などの制限が。
どこに行けばいいのか迷ってしまい、保育園の看護師さんに相談。少し遠方の小児眼科を紹介してもらい、ようやく予約を取ることができました。
2歳1か月、ようやく初診を受けられた
長い道のりでしたが、娘は2歳1か月でやっと小児眼科を受診できました。
結果、右目に間歇性斜視と遠視性乱視があることがわかりました。
現在は眼鏡とアイパッチでの訓練中で、将来的に斜視の手術も予定しています。
まとめ:気になるなら、迷わず相談を
今振り返って思うのは、「気になるなら、迷わず相談してほしい」ということ。
小さいうちは「気のせいかも」と思ったり、「様子見でいい」と言われることも多いですが、見え方の問題は早期発見・早期治療が大切です。
我が家の場合は保育園のスクリーニング検査が大きなきっかけとなりました。もし検査がなければ、もっと遅れていたかもしれません。
おわりに
娘の斜視の診断を通して、「様子見」だけでは不安が拭えないことがある、と実感しました。
お子さんの視線や目の使い方に気になることがあったら、早めに相談してみてください。
この記事が、同じように悩むママやパパの参考になりますように。