完全ミルク育児をしていると、特に夜間の授乳が大変ですよね。
寝ぼけながら階段を上り下りして、ミルクを作って…なんて、毎晩続いたらママの体力は持ちません。
我が家は一軒家で2階が寝室。
そんな生活環境の中で、どうやったら夜間のミルク育児が少しでもラクになるのか、試行錯誤を重ねてきました。
この記事では、実際に使ってみて便利だったアイテムや、寝室でのシステム作りについてご紹介します。
もくじ
夜間授乳は「寝室完結型」がポイント!
夜間授乳を少しでもラクにするためには、寝室で完結できる環境を作ることが何より重要です。
特に一軒家で2階が寝室の場合、夜中に階段を下りてキッチンへ…という流れは本当に危険。
寝ぼけて足を滑らせてしまったら大変です。
そこで私たちは、寝室の一角に「夜間ミルクステーション」をつくることにしました。
便利だったアイテム①:ウォーターサーバー
夜間のミルク作りで最もストレスなのが、お湯の確保と湯冷ましの準備。
ウォーターサーバーがあれば、適温のお湯と冷水がすぐに出るので、調乳がスピーディーに。
最近は省スペースの卓上型もあり、2階の寝室にも設置可能。
ウォーターサーバーの設置が難しいなら?
設置スペースや契約の都合でウォーターサーバーが難しい場合は、魔法瓶タイプの水筒がおすすめ。
我が家では象印のステンレス魔法瓶を使い、夜寝る前に70℃以上のお湯を入れておきました。
湯冷ましにはコンビニでも買える「いろはす」を使用。
ミルクとの相性も良く、赤ちゃんにも安心して使えます。
湯冷ましに使える市販のお水は他にもありますので、赤ちゃん専用の水は不要だと思います。
便利だったアイテム②:液体ミルク&固形ミルク
夜中の粉ミルクの計量、正直つらいですよね。寝ぼけた頭では間違えることもしばしば…。
そんな時に重宝するのが液体ミルクと固形ミルク(キューブタイプ)です。
- 液体ミルクは調乳不要で哺乳瓶に注ぐだけ。災害時の備蓄としても◎
- 固形ミルクはキューブ1個=20mlなど分かりやすく、計量ミスがない
どちらも寝室にストックしておけば、とにかく早く・安全に授乳できるので本当に助かります。
粉のタイプの時期もありましたが、何度もこぼしたり何杯入れたのかわからなくなったりして…。
本当にストレスがたまったので(コスパは悪いけど)液体か固形がオススメです。
便利だったアイテム③:ミルクポンW
授乳後の哺乳瓶の消毒も忘れてはいけません。
ミルクポンWは水に溶かすだけで哺乳瓶のつけおき消毒が可能。
ケースに水とミルクポンWを入れておけば、夜中に洗剤でゴシゴシしなくてもOK。
翌朝まとめてすすぐスタイルにしていました。
ミルクポンにはSとWがあり、洗浄作用があるのはミルクポンWの方ですのでお間違えなく。
寝室での「夜間ミルクステーション」の作り方
我が家の寝室ミルクセットはこんな感じでした:
ウォーターサーバー
哺乳瓶
授乳用ライト(まぶしくないタイプ)
液体ミルクやキューブミルク
ミルクポンWとつけおき用のケース(これはキッチンに)
ゴミ袋
ガーゼ
ポイントは夫でも使いこなせるようにしておくこと。
最初に準備して一緒に使い方を確認しておけば、夜中の授乳を代わってもらうこともできます。
まとめ:夜間授乳は「仕組み作り」がカギ!
夜間の完ミ育児は、正直ハードです。ですが、しっかり準備しておくだけで「つらい夜」が「乗り越えられる夜」に変わります。
協力してくれる夫や家族にも頼りながら、ママの体力とメンタルを守る仕組みをぜひ整えてみてください。
睡眠時間が確保できるだけで、育児の見え方が大きく変わるはずです。
あなたの夜が少しでもラクになりますように。