冬は外に出られない日も多く、家の中で過ごす時間が増える季節。そんな時こそ、絵本は親子の時間をあたたかくしてくれる存在です。今回は、2〜3歳のお子さんと楽しめる“冬の絵本”を、北海道のワーママ目線で7冊厳選しました。
もくじ
3歳に“冬の絵本”がちょうどいい理由
3歳ごろは、「冬」という季節を少しずつ言葉と体験で理解し始める時期です。まだ詳しい説明がなくても、“寒いね”“白いね”“しずかだね”といった五感の経験から季節を感じ取れるようになります。
ですが北海道の冬は長く、吹雪や寒さで外へ出られない日も多め。そんな時でも絵本なら、ゆっくりと季節を味わえます。
3歳の冬に絵本がフィットする理由は大きく3つ。
① “季節の世界観”をすっと受け取れる
絵や色の変化に敏感で、冬の静けさ・あたたかさ・キラキラ感を感じ取れます。
② 語彙が増えはじめ、物語が理解しやすい
雪・寒さ・あったかいなど、日常の言葉と絵本が自然につながります。
③ 家の中で過ごす時間が増える冬と相性抜群
外遊びが難しい日も、絵本なら季節の体験を補ってくれます。

冬の絵本は、3歳の心に“季節の記憶”を残す小さなプレゼントです。
3歳におすすめの“冬の絵本”7選
① 『ゆきのひ』(福音館書店)
ページごとに広がる、“冬の静けさ”と“外の景色の変化”。雪の日のワクワクとしん…とした空気が伝わる、大人も好きな冬絵本です。
● 3歳にちょうどいい理由
・文章がシンプルで理解しやすい
・絵が静かで集中しやすい
・雪の世界を想像しやすい構成
● 親子で楽しめる読み方
・「どんな音がするかな?」と想像しながら読む
・窓の外の景色と比べてみる
・雪が降る日の読み聞かせにぴったり



雪のしずけさをゆっくり感じられる一冊です。
② 『まよなかのゆきだるま』(福音館書店)
夜の静かな時間に、こっそり動き出すゆきだるま。
雪に包まれた町の“しん…とした空気”と、少しのドキドキ感が心地よく伝わる冬の絵本です。
怖さはなく、3歳でも安心して楽しめるやさしい世界観が魅力。
● 3歳にちょうどいい理由
・夜の場面でも暗すぎず、絵がやさしい
・ストーリーがシンプルで追いやすい
・「夜」「静か」「雪」といった冬のイメージが自然に入る
● 親子での楽しみ方
・「みんな寝てる時間かな?」と時間の感覚を話してみる
・音を立てずに読む“ひそひそ読み”をしてみる
・寝る前の読み聞かせにもぴったり



静かな冬の夜に、親子でそっとページをめくりたくなる一冊です。
③ 『しろくまちゃんのほっとけーき』
“ぽたっ どろどろ ぴちぴち…”と、音で楽しめる名作。冬のおうち時間に「ほっと温まる」気持ちを運んでくれます。
● 3歳にちょうどいい理由
・擬音語のリズムが大好きな時期
・ページの流れが理解しやすい
・食べ物絵本は集中しやすい
● 親子での楽しみ方
・擬音語をまねして一緒に声に出す
・おままごと遊びにも発展しやすい



寒い日に心がほっと温まる定番絵本です。
絵本が好きなお子さんへのギフトにもおすすめです。
④ 『ふゆといえば・・・』(アルファポリス)
冬を連想させるものが、テンポよく次々と登場する絵本です。
季節ごとのイメージをシンプルに楽しめるのが特徴的。
新井弘行さんのやさしい絵と分かりやすい構成で、
少し複雑なお話がまだ苦手な子にも向いています。
● 3歳にちょうどいい理由
・1ページごとの情報量が少なく、見て分かりやすい
・「ふゆ=◯◯」と連想しやすい
・物語を追うのが苦手でも楽しめる
● 親子での楽しみ方
・「ふゆといえば、なに思い出す?」と聞いてみる
・「はるなら?」「あきなら?」と季節を広げてみる



むずかしい説明をしなくても、
冬の話題が自然に広がる一冊です。
⑤ 『ぐりとぐらのおきゃくさま』
雪の中に残された足あとをたどるワクワク感がたまらない一冊。クリスマス前にも大人気の冬のお話です。
● 3歳にちょうどいい理由
・足あとを追う“推理ごっこ”が楽しい
・ストーリーの展開が分かりやすい
・絵がシンプルで情報過多にならない
● 親子での楽しみ方
・「この足あと、だれかな?」と一緒に予想する
・ごちそうのページで“特別感”を共有



冬のワクワクとあたたかさがぎゅっと詰まった名作です。
⑥ 『ゆき ふふふ』(ポプラ社)
雪の動きや冬の音が、めくるたびにふんわり伝わるやさしい仕掛け絵本。厚紙で丈夫なので3歳でも扱いやすいのが魅力です。
● 3歳にちょうどいい理由
・仕掛けが簡単で動かしやすい
・雪の動きが分かりやすく表現されている
・語感がやさしく冬にぴったり
● 親子での楽しみ方
・仕掛けを子どもに動かしてもらう
・外の雪と比べて遊ぶ



めくるたびに「ふふふ」と笑顔になれる一冊です。
⑦ 『クリスマスのかくれんぼ』(ポプラ社)
クリスマスモチーフがたっぷり詰まった「いろいろかくれんぼ」シリーズの一冊。
しかけをめくりながら「これなにかな?」と考える時間が楽しい、冬らしい絵本です。
シリーズ共通の分かりやすい仕掛けなので、絵本を見るのが苦手な子も楽しめます。
● 3歳にちょうどいい理由
・しかけがシンプルで繰り返し楽しめる
・色や形が分かりやすく、予想しやすい
・クリスマスの雰囲気を気軽に感じられる
● 親子での楽しみ方
・めくる前に「なにが隠れてるかな?」と予想する
・見つけたモチーフを指さして名前を言ってみる



冬のイベント気分を盛り上げてくれる、
ワクワク感のある仕掛け絵本です。
まとめ|冬は“絵本で季節を感じる時間”をつくろう
寒い冬は家で過ごす時間が自然と増えます。外に出られない日でも、絵本を開くだけで季節がぐっと近くに感じられます。
3歳の子は、絵や色・音のリズムを通して「季節ってこういうものなんだ」と感じられる時期。雪の音、冬の色、あたたかさやワクワクを、絵本の中でたっぷり味わえる季節です。
読み聞かせの時間は短くてもOK。同じページに目を向けるだけで、親子のほっとするひとときが生まれます。
冬の毎日が、絵本で少しあたたかくなりますように。












