「2歳のスノーウェア、どれを選べば正解?」と迷う方はとても多いです。
北海道に住んでいると冬は毎日のように雪遊びがあり、洋服選びが本州とはまったく違います。
札幌で2歳の娘を育てる私の経験から、“寒さ・濡れ・動きやすさ・イヤイヤ期”のすべてに対応したスノーウェア選びをやさしくまとめました。
道外から旅行で来る方にも役立つ内容に仕上げましたのでご一読いただけると幸いです。
もくじ
まず結論|2歳は「上下別 or スノーコンビ(つなぎ)」どちらもアリ
スノーウェアには大きく2種類があります。
- 上下別のスキーウェア(ジャケット+パンツ)
- スノーコンビ(つなぎタイプ)
2歳に向いているのはどちらも使えますが、 用途・園の指定・生活スタイルで選ぶ必要があります。
スノーコンビ(つなぎタイプ)が合うケース
実は、保育園・幼稚園ではスノーコンビ(つなぎ)を指定されることが多いです。 我が家の園もつなぎ指定で、毎日着ています。
つなぎタイプのメリットは、
- 雪が入りにくく、とにかく暖かい
- 外遊びが多い園でも使いやすい
- 動き回る2歳でも脱げにくい
ただし、デメリットは、
- トイレ(トイトレ中)はやや難しい
- 暑くなったときに調整しづらい
その点、最近は上下がチャックで分かれる“2Wayスノーコンビ”もあり、脱ぎ着がしやすいものが増えてきました。
また、YUK(ユック)のように雪国で育ったブランドもあります。
YUKは北海道のメーカーで、雪国の子どもが毎日使うことを前提に作られているため、動きやすさ・防水性・耐久性のバランスがとても良いです。
着たままトイレに行ける構造など細かい配慮もあり、園生活にも安心して使えるタイプです。
上下別スキーウェアが合うケース
上下別はこんなメリットがあります。
- 屋内外の温度調整がしやすい
- 上だけ・下だけ脱がせることができる
- トイレがしやすい
- 旅行者は荷物を減らせる(下だけ買うのもアリ)
特に観光メインの旅行なら、「ズボンだけスキーウェア」で十分な場面が多いです。
ただし、北海道の2歳は突然雪に飛び込むので、 上だけダウン・下だけスキーウェア の組み合わせが一番現実的です。
サイズ選びは“ピッタリ”が最適(2歳なら特に重要)
スノーウェアは大きすぎると動きにくく、小さすぎると窮屈で転びやすくなります。
北海道では雪が積もる日は毎日着るので、 2歳は「今ぴったり」のサイズが一番安全で快適です。
我が家はスノーコンビ指定の園なので、毎年買い替えています。
汚れやすく、成長も早いので、小さい頃は年一回の買い替えがオススメです。
成長がある程度ゆるやかになる年少さん以降は、サイズ調整機能のあるメーカーを選ぶと長く使えて便利です。
スノーウェアは毎日着る前提で“軽さ・柔らかさ”が超大事
2歳は動きがまだ不器用。重くてゴワゴワしたスノーウェアは、ただ着ているだけで疲れてしまいます。
選ぶポイントは、
- 軽い
- 柔らかい(ゴワつかない)
- 裾・袖の調整ができる
- 防水・耐水圧がしっかりしている
防水、耐水圧は見逃しやすく、表記ないものもありますので要チェックです。
スノーウェアの下は“薄着”が鉄則(汗冷えを防ぐ)
こどもは体温が高く、スノーウェアの中でかなり汗をかきます。 汗を放置すると急激に冷える → 風邪の原因になります。
中に着るのはこのくらいで十分です。
- 長袖インナー
- 薄手トレーナー
- 長ズボン
冬の北海道は外は極寒・室内はとても暖かいため、厚手ニットや裏起毛を中に着ると汗をかきすぎてしまいます。
【おまけ】スノーコンビ・スキーウェア・スノーボードウェアの違い
■ スノーコンビ(つなぎ)
- 上下がつながっている
- とにかく暖かく雪が入りにくい
- 園では指定されがち
■ スキーウェア(上下別)
- 軽くて動きやすい
- 脱ぎ着・温度調整がしやすい
- 日常使いしやすい
■ スノーボードウェア(デザイン重視・大きめ)
- ゆったりシルエットが多い
- 動きやすいが、2歳にはややもたつきやすい
- 公園遊びにはスキーウェアのほうが向いてる
まとめ|2歳は「安全に動けて濡れにくい」が最重要
スノーウェア選びは難しそうに見えますが、ポイントを押さえれば簡単です。
・園がつなぎ指定ならスノーコンビ一択
・観光や公園なら“上下別”になるタイプが万能
・旅行者はズボンだけでもスキーウェア
・サイズは“今ぴったり”を選ぶ
・毎日使うなら軽さと防水性を重視
このあたりを意識して選べば、2歳でも快適に北海道の冬を楽しめます。
札幌ママとして、あなたの冬のお出かけが少しでも楽になりますように。

